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一〇〇〇ヘクトパスカル – 安藤 祐介
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    とある学会で前の席に座った人が読んでいた。
    メモっておいて数か月後に買った。

    どうしようもない大学生活の話だった。

    神田川沿いをチャリで毎日大学まで通って、目白通りやら不忍通りやらのあたりで過ごしていて軽音楽をやっていた身としてはビジュアル化しやすかった。

    「失敗は成功のもとじゃない。失敗は更なる失敗の始まりなんだ。一度つまづいたら、螺旋階段を下るようにどんどん落ちていく」
    「普通の勤め人って簡単に言うが、普通に勤めを果たしながら生きていくって、そう楽なことではない」

    それでも勤め人は楽だと思う。
    自分の能力だけで5万稼ごうと思ったら、とても時間がかかる。

    (2017-5)

     

    | とみー(碧) | 読書 | comments(0) | - |
    化学探偵Mr.キュリー5 (中公文庫) – 喜多 喜久
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      短編5本。それぞれが化学ネタで、あー、なるほど、と読めた。

       

      1本目。甘みのある化合物を合成する話。合成出身らしい作者っぽいネタだなあ、と。
      どちらがより甘いか対決、判定員は人間、という設定だと、アレを持ってくるんじゃないかな、と思ったらまさにそれがでてきた。
      そして、確かにニトログリセリンは甘いと思われる。ニトロペン使ったことあるけど若干甘みがあった。

       

      2本目ちょいと補足を。
      酸化マグネシウムの内服でマグネシウム中毒になるほど血中濃度は上がらないんだな。
      点滴で入れてる人も見ることあるけど、5 mg/dL弱でコントロールしていて、構音障害はない。かわりに歩くのもしんどいような状態になる。筋弛緩というか、そんな状態。

      きっと腎障害でもあったんじゃないのか。そっちを調べた方が良さそうだ。

       

      3話目。
      これ化学関係あるのか。
      ただ、化学かじった人間がカラーボール作ったら、何かしらこのような仕掛けは盛り込みそうである。
      猫柳の優秀さが隠れたポイントだろう。

       

      4話目。
      これも化学関係あるのか。燻りだすのは化学反応だろうけれど。
      進学に関することは悩みどころではある。

       

      5話目。
      沖野と舞衣が冷蔵庫に閉じ込められる。
      HClとNaOHって、冷蔵庫に入れておくのか。
      固体のNaOHなら常温でいいだろ。それとも、一度封を切ったものか?
      通ってた研究室では常温で置いていた気がするが。
      封を切ってなければ、薬局でも普通に売っている。常温で保管していた。
      そして、これだけ使われていない形跡の冷蔵庫なんて破却してしまえ。

       

      (2017-4)

       

       

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      泣くなブタカン!: 池谷美咲の演劇部日誌 (新潮文庫nex) - 青柳 碧人
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        あまりに去年ブログが寂しいので、ブックレビューこっちにも載せようかと。

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        高校演劇部の舞台監督3部作、終幕。


        って、これ本当にここで終わるのかな。
        美咲と早乙女先輩回収すれば大学篇にも続けそうだけど。

        美咲の高校3年生生活を書いた小編4本。
        入院していたナナコも戻ってきて、浪人中の早乙女先輩がOBで絡みつつ、ドタバタの中に感動をもたらす青春小説。いいなあ。
        トミー、ジュリア、りかぽんの3人が前作までより活躍できてないのがちょっと残念だったけど、他の青柳作品より軽めで読みやすく、中学生とか読んだらいいんじゃないかな。新潮NEXってこんなテイストなのかなー。

         

        「いくらステージが大きくても、そこに立つ人間が真剣じゃなかったら、芝居は台無しなんだ」

         

        ……続編出ないのかな。

         

        (2017-3)

         

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        JUGEMテーマ:本のこと・なんでも話し

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        2016-1 読了
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          1月読了分メモ

          レビューはMixiで書いていたが、そろそろMixi自体思い出すこともなくなってきたので転記しておく。
          今年は週1くらいで読みたいな。

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          ■バリ3探偵 圏内ちゃん (新潮文庫nex) 七尾 与史

          でこぼこ夫婦がネット絡みの問題解決。
          いまや普通の人が聞き込みしたって、学生は喋ってくれないだろう。そこだけ違和感。
          そこそこおもしろかったので次も買おうかな。

          ■ブタカン!: 〜池谷美咲の演劇部日誌〜 (新潮文庫nex) 青柳 碧人

          青柳碧人ってことで、やっぱり理系キャラがいた。 それは置いといて、物語を書く上でキャラづくりがキモだなー、と感じた。
          男子はその他的にまとめて書かれているので、早乙女先輩と錦野くんと女子のメンツしか認識しきれていないんだが。

          ■恋よりブタカン!: 池谷美咲の演劇部日誌 (新潮文庫nex) 青柳 碧人

          いやー、次々と問題の起こる演劇部ですね。
          ケチャップは日が経てば乾くだろ、とか、右利きだったらキャッチするのは左手だろ、ってかどっちもあるよ、とか、まあ突っ込みどころはあるわけだけど、テンポよく読めた。

          ■いなくなれ、群青 (新潮文庫nex) 河野 裕

          新潮nex1位ということで購入したが、天久鷹央のほうが好みだなー。
          全体的に文章が気取っている。主人公が高校男子ということを考えるとそんな感じも受け入れられるか。
          しかし、現実的と思わせておいて夢落ち、みたいな世界観がいまいち受け入れられない。
          続編も出ているようなので買おうかどうしようか。続きを読めば評価も変わるかもしれないし。
          しかし、これを青春「ミステリ」と呼ぶのは違うだろう。

          ■Q&A (幻冬舎文庫) 恩田陸
           
          以前読んでいたんだね。2007年にレビュー書いているが、全く覚えていなかった。新鮮に読めてお得だったかもしれない。
          とある複合ショッピングセンターで起きた事件を中心に、最初から最後まで、1対1の会話のみで成り立っている。描写は一切なし。
          だが、徐々に時系列が進んでいっているのもわかるし、前に会話の中に出てきた人が、あとから出てきたりと、なかなか読んでいて楽しかった。
          私立の女子中に行く、と言っていた子や、家族を殺しちゃった人がその後どうなったのかもフォローしてほしかった。
           
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