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アンサングシンデレラ 医療原案メモ 番外編
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2019.03.31 Sunday 08:45
2巻発売は4/20の予定です。どうぞよろしくお願いします。
年明けから、病棟看護師向けの勉強会講師とか、研修医向け講義とか、薬学生連盟に呼ばれて喋ってきたりとか喋るイベントが多くて、大卒15年以上経ってやっとパワーポイントの使い方を覚えてきた。これまでは学会のポスター発表もインデザインで作ってたんだよね。パワポ慣れしてないから、めっちゃやりづらい。ベジエ曲線はどこを選択すれば使えるのか、とか、バージョン違うとインターフェイスガラッと変えてくるマイクロソフトクオリティとか。アドビでプレゼンテーションソフト出たら一般的にならないかな。
なんて妄想するけど、今年はパワポを覚える年かな。講演スキルをちょっとでも上げていきたい。
さて、やっと巻末コメントを書き終わったので、6話以降も小ネタを書いていこうかと思っているんだけど、その前に番外編ということで、1月終わりころにあったコアミックス新年会についてちょこっと書いておく。
担当編集さんから、「新年会来ませんか」というメールが来て「行く行く」「おれも行っていいの、うひひ」なんて軽いノリで上京した。ゼノンの新年会だしそんなに規模大きくないだろ、病棟の飲み会くらいかな、と思っていたんだけど、病院全体の忘年会くらいの規模だった(表現語彙不足)。まあ、20〜30人、多くて50人規模だと思っていたら、200〜300人規模だったんだよね。ホテルの大宴会場できちんと看板とか出る感じの。
で、知ってる人って荒井さんと担当編集さんとゼノンの編集長さんくらいだったんだけど、荒井さんは「1時間くらい遅れます―」と。担当編集さんは若手でいろいろ回らなきゃだし、立食でぽつんとコミュ力試される感じに……。
そんなときのためのコレ!(ドラえもんかキテレツのSEで)
五苓散を飲んでビール片手に話しかける作戦。悪酔いしなくなるのでおすすめ。
ちょこちょこ回らせていただいたのですが、アンタゴニストの作画の人と、なんで生きてるかわからない和泉澄の作者さんとゆっくり話したかな。
で、編集さん戻ってきて構ってくれたときに、ファンの作家さんに会えたらいいな、という思惑があって色々聞いてみた。
「あさのさんって来てますか(はんなりギロリ)」
「あー、子供が大変みたいで来てないですねー」
「マヤさんの夜更かしのー」
「保谷さんも来てないですね」
「佐原ミズさんは」
「来てないですねー」
全滅ですか。
がっかりしていたら、
「原先生と北条先生見に行きますか? 声かけはナシで遠目からなら」
「行く行く」
と誘導されて、遠目に見てきた。
「写メとっていいですか」
「ダメです」
「ですよねー」
とまあ、そんなやりとりをしつつ終了し、2次会のゼノン酒場に。
こちらは70〜80人規模だったかなー。
熊本料理だそうで、なかなかおいしかったのでまた行きたい。
https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13227955/
ちなみにトップの写真はゼノン酒場で撮ったもの。
来年も行けるといいな。
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専業作家って、一般の社会人じゃなくて、世間から断絶して仕事してる(だろう)から、どうしてもズレてくるんじゃないだろうか。
でも、消費者は一般の学生だったり社会人だったりするわけで、そのへんどうやって調整してるんだろう。
学生時代のことは通ってきたからある程度は書けるだろう。社会人経験があるのとないのでも違うだろう。
「だからこういう会にはなるべく顔を出すようにしている」とおっしゃっていた作家さんもいたが、自分はまだまだ現場の職を手放せない。
仕事をしていると表現したいことができてくる。仕事を手放したら、果たして書きたいことが残るのだろうか。
(そもそも薬剤師の収入がなくなったら食べていけないが)。
中山七里を読んだときに、社会経験あっての文章だなー、としみじみ思った。そんな経験を残していけたら。
こういう会に出るのも刺激やモチベーション維持に繋がるので、積極的に参加したい。
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