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ぼくは明日、昨日のきみとデートする/七月 隆文
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    一年くらいずっと本屋のエンドに並んでいるのは知っていたけど、映画化で帯が変わったので、これだけロングヒットするなら面白いんだろうな、と買った。

     


    うまくできてるなー。
    ただ、「天使は奇跡を希う」のときも思ったけど、この人、文章がもったいないなー。カギカッコだけで進みすぎて、絵のない漫画みたいだし、体言止めも多すぎる。もうちょっとちゃんとした感じで書けば、中高女子以外でもすっと受け入れられそうなんだけど。
    映画にした方がすんなり受け入れられるかもしれない。

    読み始めてから読み終わるまで時間あけていたので、頭の部分を再読した。
    初日に愛美が泣いて抱きついてくるシーンの意味が変わってくるね。
    このあたりを読み返したときがぐっときた。

    タイトルから、時間を逆行するか、「一週間フレンズ」みたいな記憶障害ものか、とあたりをつけていたら当たらずも遠からず、っていうかわかりやすすぎるタイトルが残念だよ。なんかいいタイトルなかったのか編集者。
    と表紙を見返したら、「明日」を青で、「昨日」を赤で、デートの濁音を青赤にしている、という細かい仕掛けに気づいた。やるな編集者。

    ストーリーは好き。私にはこういう設定を作る能力はないので楽しめた。
    探せば細かい粗はありそうだけど、無粋なのでこのへんで。

    (2017-7)

     

     

    | とみー(碧) | 読書 | comments(0) | - |
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