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皮膚科メモ
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2016.07.12 Tuesday 00:26
e-learning的なものを聞いたのでメモ。
・軟膏……どこにも塗れる。べとつきあり
・クリーム……さっぱりとした使用感。びらん面は不可
ここはまあいい。クリームやローションだとしみることあっても、軟膏ならしみないんよ。
・親水クリーム(水中油型)……水分が蒸発することで冷却する。かゆみ止めとして効果あり。水が多いので湿潤面へ浸出液を再吸収させてしまう。
・吸水軟膏(油中水型)……塗ったときに冷却感あり。乾燥性の病変に適する。
このへんの区別がついていない。
・開封したチューブは半年、混合製剤は冷所保存で4週間
そうなのか。先っぽや表面だけ除去したらいけると思っていた。
・塗布……皮膚表面に塗る(傷、湿疹など)
・塗擦……皮膚に擦り込む(筋肉痛、腰痛など)
塗布と塗擦の違いについて。ざっくり分子量1000以下のものしか皮膚は通さないらしい。
・軟膏を塗る方向は横方向。縦じゃない。
意識したことがなかった。廊下を木目に沿って雑巾がけするようなものでしょうか。
・0.12%ベタメタゾン吉草酸エステル軟膏10g塗布=PSL2.5g内服相当
まじで。これ皮膚科では常識なのか? 10g塗るってのも相当な量だけど、お腹一面とか背中一面塗る人もいるからな。
・理論上安全に塗れる量は……Strongest→10g、Very strong→20g、strong→30g
むー。デルモベートの10gとか、塗ってる人いそうだけど。
全面に使うようならランク下げた方が良さそうだ。上のもそうだけど、エビデンスあるのかしら。
・保湿剤はステロイド剤よりも若干多めに塗るよう意識して。具体的には1.2〜1.3倍。
FTUで説明したら、チューブの口径が軟膏よりも大きいからそれでいいかな、とか思ってみたり。
今度からはちょっと多めを意識してみよう。
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Comment
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2016/07/14 12:55 PM posted by: ライトアップ 加瀬突然のご連絡で失礼いたします。
ライトアップの加瀬と申します。
弊社はWEBコンテンツの制作会社でございまして、ライティングのお仕事のご相談をさせていただきたく、ご連絡しました。
ツイッターの方にもコンタクトを取らせていただいたのですが、やり方が不案内で…ご覧になっていないかと思い、こちらにもコメントをさせていただきました。
原稿は、薬剤師向けの情報サイトに掲載させていただくお楽しみ系の読み物コラムになります。もしご検討いただけるようでしたら、詳細をお伝えしますので、メールでご連絡いただけますと幸いです。
なにとぞよろしくお願い申し上げます。